2009年8月22日土曜日

再開が延びています

(小生の仕事の都合や、パソコン不調もあって、再開がのびのびに
なっています。秋には、過去の情報も整理して、再開するつもりです。)

2009年4月11日土曜日

来月には、再開します

本業で「どしゃ降りの時に傘をとりあげられたり」して、決算まで、とんでもない目にあってました。


弱り目にたたり目で、パソコンまで不調に。


でも、連休には態勢を整えて、少し内容を変えて、ブログを再開します。



取り急ぎ。

2009年1月17日土曜日

最後の「1回転」

 気がつけば、1月中旬。2月1日受験日として、ラスト2週間になりました。

 この2週間は、当然、まとめあげの時期です。この2週間、本人が不安なままで試験を迎えるか、「この分野はこれでOK」「自分でやれるだけ頑張ったんだ」とひとつずつ納得するかどうかは大きな違いになってくると思います。その「まとめあげ」のために採った方法が、最後の「1回転」。概略は以下のとおりです。

(1)最後の「1回転」の手順
 「1回転」とは、勿論、薄く広く、一度復習するというの意味です。サッとでよいから一度復習しておくことは、重要です。「この分野、そう言えばここしばらくまったく見ていなかったよ。」と試験会場で思うのと、そうでないのとでは、まず解答のスピードに違いが出て、下手をすると点数にも影響が出かねません。ただこの復習は、別に家庭であらたまって行うことばかりを意味するのでなく、塾での「総復習教材」も含めて考えて結構です。

 その際の手順のキーワードは<得意から不得意へ>。得意な分野・科目ほど、勘が保たれるから、多少間隔が開いても何とかなるという発想です。

(2)やりたいこと一覧を作る
 復習しておきたい事項は、山ほどあるかもしれません。小生は、「あれもこれも」で構わないと思います。この時期、どんなに成績の良い方でも心配性にならないことはないと思います。ただし、大事な条件が三つ。第一は、あくまで親の心の中でだけ、「あれもこれも」と思うということです。子供に覚られてはまずいでしょう。あせる気持ちが伝染してしまいます。第二に、「優先順位を毎日考え、1月末には「ここまでやった」と必ず前向きに考えること。ゆめゆめ「これしかできなかった」と絶望してはだめです。そして第三に、新たな教材(志望校の過去問のやり残し年度と、塾から頂いていて手つかずになっている教材は除きます。)をわざわざ購入する必要性はまったくないということです。あくまで、今まで作ってきた教材・使ってきた教材です。

 ちなみに、当時のノートに書き留めていた一覧では、以下の事項を復習しておこうと考えていました。後から冷静に考えれば、やはり欲張りになっていたようです(△印は、かなり省略をすることになった項目です。)。

【共通事項】
 ・志望校の過去問のうち、間違い分
 ・合不合判定テストの間違い分(正答率50%以上の問題)
 △塾の日曜日教材のうち、特に出来が悪かった問題(記述式、思考力問題)
 ・塾の授業で作っていた小さいサブノート(注 下記2(2)参照)
【算数】
 ・毎日の自宅用教材で、頻繁に間違った代表的な計算問題
 ・立体切断、場合の数ほか苦手分野(2学期分まで遡り)
 ・志望校向け難問集の残り
 ・苦手対策繰り返し用ノート
【国語】
 ・12月後半・冬期講習の塾の教材のうち、記述式の丁寧な「直し」
 ・漢字、知識系問題、語彙のサブノートの再チェック
 △詩の問題集
【理科】
 ・毎日の自宅用教材のうち、苦手分野(植物)
 ・資料集のうち、授業でチェックした部分
 ・自宅で作った「植物カード」
【社会】
 ・歴史年号、公民用語カード
 ・歴史資料集
 ・特産品・輸出入品・貿易等の資料(塾で配られた夏のプリント)

(3)進行管理して、分野ごとの「打ち止め」へ
 あとは子供の学習が上滑りにならないように、理解度を見ながら、そして科目間のバランスにも目配りして、「次は、これやっておこうか。」と負担にならないように話しをして、ノートで進捗状況を管理(項目の消し込み)します。

 そして、ひととおり復習した時点で、順次小分野ごとに(例えば、算数の場合の数や立体切断、社会の第一次産業や時事問題)「打ち止め」とします。打ち止めの時の合言葉は

「よーし、これでこの分野は合格点」。

正直申し上げて、親も含めて、この一言の積み重ねで、「やるべきことは全部やった」と納得していったのです。
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2008年12月31日水曜日

気負いすぎても、マイナス

 冬期講習の前半、いかがでしょうか。緊張しすぎてもいけないのでしょうが、逆に気負って力が入りすぎてもマイナスですね。

 ある日、会場から出てきた時の、子供の最初の一言。

 「今日は、他の人には書けない答案を書いた。」

 それを聞いた小生の反応は、最近のフレーズで言うと、

 「なぁに~。やっちまったなぁ~!」

でした。悪い予感のとおり、結果は惨憺たるもの。やや勝手が違う問題が出たなと思ったときに、今まで教わったことを一つずつあてはめながら、「多分こういうことだろう。」と一歩一歩積み上げて理論的に考える方法をとらずに、直感で「エイッ」とばかりに独自の解釈を考え、記述式の大きな配点の問題でそれを書いてしまったようです。

 基本を忘れた状態と言えばそれまでですが、気負うあまりそれを突然やってしまうのが、12歳の子供なのだと思いました。「入試は、どれだけ独創的な答えを書くかという点や、文章や出題に対してどのような意見を持つかという点を見ているものじゃないんだ。文章や各種資料をどれだけ深く読み取っているか、図形をどれだけ理解しているかを験しているのであって、別に、ほかの人と同じ答案になっても構わない。今まで教わった方法を使って、基本に忠実に正解を考えてゆく作業をしているかどうかを見ているんだ。」と諭し、軌道修正を図りました。

 でも、冬期講習段階で修正点が出てくるのは、むしろ歓迎と考えましょう。
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2008年12月25日木曜日

冬期講習の答案を分析してわかったこと

 ああでもないこうでもないと冬期講習の答案の一枚一枚を原因を見てゆくうちに、我が家の場合、次のような背景があることに気づいたのです。

(1)間違う問題の場所が選択式(配点が小さい)か記述式(配点が大きい)かで点数・順位が上下する

 特に、国語の場合、顕著でした。いくつかある重要な部分のうちの1~2箇所を解釈できなかったり、読み落としていたりして、そこがたまたま配点の少ない問題(主として選択式)だと失点が小さく、逆に配点の大きい問題(主として記述式)だと大きな失点になるという、多少「風任せ」な点数の動き方をしていました。

 良かった日と悪かった日の2~3枚ずつを机に並べてみて、点数が上下した理由を説明し、次に、なぜ読み取りができなかったのか(どう考えて、この解答にしたのか)、塾で先生は文中のどの表現に注目して読解をしなさいとおっしゃったのかを説明させ、読解力が足らなかった部分を具体例で復習させました。

 他方、この時期には、漢字や知識系問題の取りこぼしは少なくなったのがせめてもの救いだったでしょうか。

(2)いまだに不得意分野で得点が伸び悩む

 これは、算数の場合、顕著でした。以前ほどではないにせよ、立体図形、平面図形の移動(軌跡)、場合の数の3分野は得点が伸び悩みました。ただ、時期も時期ですから、「ここは気持ちの持ちよう」と割り切り、「最終1ヶ月の対策箇所が絞られて好都合だ。」と親子で前向きに(?)考えることにしました。

(3)クラス内は、ほぼ横一線

 冬期講習の後半になってわかったのですが、クラス内の実力が拮抗し、1~2点で順位が入れ替わる状態になっていたことも、順位乱高下の一因でした。1点の怖さを身をもって実感するという点では、大きな意義がありました。
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