2008年4月30日水曜日

4年生までにこれだけは(その4 言葉遣い)

「ってゆーか」、「ボク的には」、それに「マジっすか」。

この語を小学校で真似てきて、家で話したとたん、“禁止”しました。  

平素、そういう会話をしていて、国語の長文読解の時だけ、筆者の主張や人物の心情を上手く読み取り、きれいに答案用紙に表現しようというのは、あまりにも虫がいいと感じていたのです。あるいは、いつか破綻が来るのではないかと。

特別に丁寧な言葉だとか、上品な言い回しをするということではありません。ごくごく普通に話すということなのです。

余談ですが、かつて採用担当だったとき、面接に来られたある大学生さんに志望動機を問うたら、

「ってゆーかぁ。ぶっちゃけ、この社って、マジでいいと思うんスよ。すんげーから。」

という迷回答が出てきて、正直、頭を抱えました。思わず、帰宅後に、ある文豪の短編小説を読んで、やっと少し安らいだという記憶もあります。

言葉遣いは国語の基本だろうと、今でも思っています。

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2008年4月27日日曜日

親にとっての大型連休

今年も、春の大型連休です。5年生6年生のときの大型連休の違いについては、昨年、本ブログに書いてます。
http://japaneseeducation.blogspot.com/2007/04/blog-post_7060.html

要約すれば、5年生のときは、ようやく塾通いと塾での勉強方法に慣れ、間違い問題をどのようにやり直しして自分のものにしてゆくかが、何とかわかった頃。ただ、小生が横に座って、復習の進行管理をしてあげないとダメな状態でした。

一方、6年生のときは、塾で特訓があり、これにプラスして、家で苦手対策

では、この間、親はどうしていたかというと、5年生のときは、はじめてじっくりと塾の教材・テスト結果を見て、どこでどう間違っているかを分析できた時間でした。正確に言うと、子供が塾に行って不在にしている時間は短かったので、間違い直しなどを横で子供にさせながら、自分は教材に目を通していました。

6年生のときは、子供が塾に行っている時間が長かったので、その間を使って、数多くの教材を整理するとともに、国語の長文問題や算数の一番難しいレベルの問題を実際に読んでみて、「問題・解答ともに、このレベルまで要求されるんだ」と、驚いた記憶があります。また、できなかった問題や間違い問題の「特徴」を分析し、このことはあとあと(秋頃になって)役に立ちました。

大型連休の後は、夏休みまでまとまった時間は得られないと思っておいたほうが良いので、親子共々、大事にしたいですね。

(Blogger では、下記の「ラベル」を押すと、同ラベルを貼った投稿が「串刺し」になって全部掲示される仕組みなようです。)

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2008年4月25日金曜日

4年生までにこれだけは(その3 漢字の正確さ)

国語の漢字の問題は、はっきり言って得点源にすべき分野です。仮に1点×5問であっても、合否を分けるのは、まさにこの「1点」です。

では、読み書きを覚えていれば確実に点数がとれるかというと、けしてそうではありませんでした。
「止める」「はねる」「点の向き」「飛び出る/飛び出ない」「二本の横棒を書く場合、どちらが長いか」という注意は必須です。

小学校の教科書に加えて、小学校で教わる漢字を集めたコンパクトな参考書(助かることに、書き方の注意点まで収録されているものがありました。)をよーく見て、ペン習字のように書いて練習してみる必要があります。

特に、一度覚えた気持ちになってサッと書いている文字については、お手本と比較させて、「ここが違っている」と納得させないといけません。この作業は、かなり骨の折れるものでした。特に、6年生になってこの作業をするのは、時間との戦いの中、焦りすら覚えました。
癖が付いてしまわない低学年のうちに、書き順共々、正確に覚え、できれば5年生/6年生分の漢字についても、多少先取りする・・・これが理想の姿でしょう。

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