2007年12月3日月曜日

続・入試に出やすい小説~苦い思い出~

 試験にこの小説が出るかな・・・の件で、苦い思い出をひとつ。
 年が明けて、本試験までカウントダウンとなった頃です。親としてすべきことはしたつもりだけれど、不安で仕方ない日々を送っていた時、昔、初版本を買って、少し読んだだけで書棚で眠っていた一冊の本が気になり出しました。塾や模試の資料で、よく出題される作家として名前があがっていたからです。

 中沢けいさんの「楽隊のうさぎ」。

 先日のプレジデントFamilyでも、「中学受験の作家登場ランキング」に入っておられます。 「2年間、これだけ様々な対策をしてきたというのに、もしも、目の前にあったこの本がから出題されたら、悔いが残るだろうな。」と思ったら、いても立ってもいられなくなり、1月中旬のある日、一気に読みました。
 当初は、「出題されそうな箇所を子供に読まそうかな。」と思っていたのですが、気がつけば、引き込まれるように、全編を読んでしまいました

 「あっ、いけね。そういうつもりで読んだんじゃなかった。」と思いましたが、どこが出そうかななどということは、まったく見当がつかずじまい。とても素人に太刀打ちできるものではありませんでした。返す返すも、入試や塾・模試で文章を小説から引用してきて問題を作る先生方は、いったいどうやって探しているのだろうと、謎だけが残りました。
 こういうこともあったので、繰り返しますが、「塾の教材・模試の問題文」を復習するのが一番重要であり、近道でもあると感じた次第です。
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