一方で、校内の緊張感がいやでも高まる学校があります。そう、高校入学時の募集がある学校です。中学入学者のみで6年間過ごすか、高校から新しい勢力が入るかは、大きな違いだとあらためて実感します。
その背景には、中学受験と高校受験の違いがあるように思います。これはあくまで小生の私見ですが、決められたレールや決められた道を忠実に、かつ速く走る訓練をするほど上位に行くのが中学受験。これに対して、ある程度自分なりにレールをひいたり道を作って、そこを進むのが高校受験。つまり、勉強というものに対して自分なりの姿勢や方法ができてから受験に臨むのが高校受験だと思います。
ですから、同じように競争試験をくぐってきた生徒たちだと言っても、どこかしらタイプが違うことが多いのではないでしょうか。
こうして、場合によっては、高校からの入学者が「黒船」となって、校内で緊張感が高まるのだろうと思います。
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2008年8月7日木曜日
緊張感が、いやでも高まる
2008年8月5日火曜日
「父原病」という記事
アエラの先週号。止まらない子どもの凶行~「父原病」が子を壊す~という記事です。電車の中吊り広告で見て、気になっていましたが、ネットで読みました。
正直、いろいろと考えさせられました。一昔前は「母原病」という言葉があり、それはなんとなく理解できる気がしていましたが、今度は「父原病」です。
我が家では、「勉強しなさい」と言うことはめったにないのですが、ただ、何事も「この程度でよいだろう」となめてかかる態度や、楽や横着をしたがる姿勢を中学生の年齢で癖にさせないようにはしています。
コツコツと積み上げていかなければ、何事も出来ないということ、自分なりの夢は持たなければいけないということを繰り返し言っているつもりです。ただ、こうした記事も目にすると、匙加減には気をつけなければならないなぁと感じるところです。
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2008年8月3日日曜日
「爛熟」の“完成形”
最後は「あいつらは、勉強するんだよな」「上を見ればきりがない」という発言に帰着します。皮肉と諦めが入り混じった気持ちになるのでしょう。自分のポジションに安住するという態度にもつながります。そのほうが楽だから。
そして、同じ気持ちを持つものが群れると、校内は、やや少数の頑張り派 対 多数の諦め派 という爛熟の構図が完成します。進学成績は、やや少数の頑張り派がリードして維持しますから、極端に落ちてゆくことはないのでしょうが、学校に「躍動感」はなくなるでしょう。
どのご家庭でも、こういう状態になるために厳しい受験をのり切って入学したのではないと思います。
何事も一生懸命にうちこむ姿勢、自分が知らないものを見聞きして「面白いじゃないか」と思う気持ちをなくしたり、「極めてやろう、頂点に立ってやろう」という気概までなして「諦め派」に属してしまうと、多分、一生後悔することになるのではないかと懸念しています。
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2008年7月31日木曜日
生徒が「爛熟」なわけ
親から見ていると、現状に満足しやすいという傾向があるような気がします。つまり、欲がないから粘りがない、諦めも早くなります。これが「爛熟」への入口。
当然、安易な楽しい方向に行きがちですね。行事や部活動が派手でも、何ら問題ないのでしょうが、午後9時に「今日はもう疲れたから、寝たい」と言うほどになると、「爛熟」の心地よさがわかってきたという気配。
さらに、一生懸命を良しとしない傾向、そして「問題先送り」。そうです、「やるときは、やるさ」「高校になったら頑張るさ」と言っていたのが、切り替えできずに終わる。こういうパターンに支配されると、校内はかなり「爛熟」な空気濃厚になるのかなと危惧しています。
でも、これって、今の大人の社会の立派な縮図! けして子供たちを責めるわけにはいかないと思っています。
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2008年7月30日水曜日
進学者数の率 ~目に見えない要因~
かつて出張でお邪魔したフランスで、(大枚はたいて)三ツ星レストランで夕食を頂いたとき、通訳の方から「三ツ星になりたての店ほど、躍動感ある美味しさなのです。」と教えていただきました。上り調子で絶好調ということなのでしょう。
同じように、学校も上り調子にある時は、先生方も熱を入れ、生徒の多くの可能性が引き出されるのではないかと思っています。学校全体に躍動感がでてくる。
逆に、例えば、先生方は一生懸命なのに、生徒側が現状に甘んじてしまい、最悪の場合は「笛吹けど踊らず」になってしまうと、頭打ちのおそれがあります。小生はこれを「学校爛熟期(すごい表現?)」と呼んでます。
「躍動感」になっていれば良いのですが、反対に「爛熟」になっていやしないかというのが、実際に中学に入れて頂いてからの心配事です。贅沢な悩みではありますが。
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