小生は、小さい頃から「徒競走」が大好きで、足腰を鍛えて数多くダッシュする練習をすれば、もっと足は速くなるものと思っていました。実際、そのような「根性型」のトレーニングの効果は、ある程度ありました。
しかし、社会人になった頃、かつて陸上部の名選手で、インターハイで好成績を残されたという方に、「正しい歩き方・正しい走り方というものがある。その人がそれをきちんと教わったかどうかは、走り方を見ているだけでよくわかる。」とうかがい、いたく感心した記憶があります。
実は、小学校3年生から4年生までの間、子供を近所の塾(進学塾ではありません)に通わせましたが、よくよく見ると、毎日数多く実施される計算問題・漢字書き取りのテストは、まさにこの「根性型」でスピードのみを競う方式でした。
もちろん、「今日は一番だったよ」と嬉しそうにしていた日もあり、一概に悪いとは言えないのですが、まさに上記の走り方の例の如く、正しい書き方・正しい訓練のしかたを教わるのでなく、「根性型」で“速く解きましょう! 頑張りましょう!”と教わることのほうが多かったようです。
結果、字が汚くなったり数字の縦の列を乱して書いたりで、こうした悪い癖を直すのに時間がかかったことは、以前、このブログでご報告したとおりです。
正しい書き方・計算方法を身につければ、あとからスピードは徐々についてくるような気がいたします。少なくとも小学校4年生までの間は、スピード競争はほどほどにすべきでないかというのが、小生の感じたところです。
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2008年5月15日木曜日
4年生までにこれだけは(その7 脱・過剰スピード競争)
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