2007年6月20日水曜日

ノートの取り方(その2)

 6月14日の本ブログで、「一番感心したのは、余白を下のほうにあけておき、間違った問題・テーマについて、単に答えを書くだけでなく、辞典や便覧でサッと調べた事項をあわせて書きこみ、自分のものとしてしまうという方式」と申し上げましたが、一点重要な補足を。

 このように自分で調べた事項を勉強用の一般のノートに書きこむだけでなく、そのうち、さらに重要な、あるいは常に間違うポイントだけを、小型のメモ帳に書き込んで蓄積しておりました。各科目ごとに用意したこの「小型メモ帳」は、塾の授業中にも、「これだけは法則として覚える」という項目(昔の参考書で言う“鉄則”のコーナーみたいなものでしょうか)を書かせており、これに加えて、自分で勉強した「これは忘れるな」項目を書き込んで蓄積するのです。

 効用は、テストなどの前に、その都度注意喚起のために見返すことができること。そして、最終的に、本番の受験前の最終再チェック項目として威力を発揮いたしました。
 ありがたさを感じたのは、受験直前。皆様も、試される価値があると思います。

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2007年6月18日月曜日

大いなる得点“減”

 「得点源」ではありません。得点“減”です。12月頃になっても、大いなる得点“減”となっていて悩んだもの、親として悔しがったもの(本人は、意外に淡々としてましたが)、それが問題文の読みそこね、問題文の指示に従っていないものでした。

 例えば・・・・・
・「30字以内で本文から抜き出しなさい
 <間違い>正確に抜き出さずに、自分の言葉で書いてしまったこと数度

・「登場人物A及びBの気持ちになって、A及びBが言ったことを想像して書きなさい」
 <間違い>セリフの形式にせず、愚息が「こういう気持ちだろう」と考えたことを、論理的かつ第三者的に書いていました

・「この文章は文中から抜き出した一段落です。この一段落が入る直後の部分の5文字を書きなさい。」
 <間違い>直前の5文字を書いてました。ハイ。

・「図形の軌跡の部分を斜線を引いて示せ」
 <間違い>図形の軌跡の輪郭の部分だけを書き、斜線を抜かしていました

・「実験結果を実線でグラフに書き込み、実験結果から推測して投入量を増やした場合の見込みのグラフを点線で書きなさい」
 <間違い>全部実線で書いてるじゃない!
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 いちいちメモをしなかったので、小生が覚えているのは上記ぐらいですが、かなりありました。
得点“減”が得点源になるように、一度、確かめて見る価値はありそうです。

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2007年6月17日日曜日

社会の論点その4<地方分権の意義>

 三位一体の改革をなぜ行ったのか、その理由が「地方分権」です。前総理の「民間にできることは民間に」、「地方にできることは地方に」のフレーズ(このほかに、「改革なくして成長なし」が印象に残ってますね)を具体化したものとも言えるでしょう。

 同じサービスの成果を得られるのならば、公務員が行うのでなく、民間企業が行うほうが効率的であるというのが「民間にできることは民間に」。これに対して、国家が中央で事細かに全国一律の制度を企画して地方自治体に実施させることよりも、国家は概括的なことを決めるのにとどめ、行政サービスの詳細は地域地域の実情を知る地方自治体に任せたほうが良いというのが「地方にできることは地方に」の発想だと理解しています。

 確かに、関西と関東では発想がまったく違いますし、旅してみると、北海道から沖縄まで、あるいは大都市部から農村漁村まで、実に多様な地域があるなと感じます。

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 ただ、この趣旨を受験間際になって復習のために説明したときの愚息の「反撃」。

 「じゃぁ、任せてもらった都知事さんは、どんないいことをしてくれてるの?」

 “オリンピック立候補”という言葉を呑み込んで、しばし、説明しやすい例を考え込んでしまいました。(思いついたのは、ディーゼル車の排ガス規制でした。ほかにも勿論、あると思いますが・・・・)

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2007年6月16日土曜日

社会の論点その3<三位一体の改革>

 今月から住民税(地方税)が上がりましたよね。給与明細書を見て「やはり」と肩を落としましたが、当然の話しです。つまり、1月には所得税(国税)がその分減って、6月から住民税(地方税)が増えたわけで、当初からの予定通りなのです。

 この税を国から地方に移し変える(税源移譲)こととなったのが、「三位一体の改革」です。三位一体とは、地方分権推進の見地から、

(1)従来は国税として国民からお金を預かり、各省庁が地方自治体に国庫補助金として個別の事業のために支出してきたが、この国庫補助金を削減する。
(2)従来の国税にかえて、地方自治体が地方税として国民からお金を預かる仕組にし、国から来なくなった国庫補助金に代える。
(3)あわせて、国から地方自治体に交付されている地方交付税交付金(国庫補助金が個々に使い道を決めているのに比し、地方交付税は決まっておらず、まさに税と同じ性格)も改革する。

という三つのことを一体となって行うことを意味します。
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 中学受験には、上記の理解だけで十分ですが、「ひとつの改革でも大変なのに、なぜ三つをいっぺんに改革しなければならないのか」という疑問を持ったので、役所の関係者にうかがってみました。すると、

「上記(1)(2)の改革だけだと、各省庁の国庫補助金は細るのに、地方交付税交付金だけが温存されて、地方交付税交付金を所管する総務省の一人勝ちになる。(1)(3)の改革だけだと、国庫補助金は削減したのに、国税はそのまま温存されて、今度は財務省が得をしてしまう。(2)(3)の改革だけだと、国庫補助金がそのまま残り各省庁はホッとするかもしれないけれど、地方分権に逆行していて改革の趣旨に反する。」

ということで、どれかが欠けたり後回しになると、政府内でアンバランスが生じる。だから、三つを一体として一気にエイッと改革することで、牽制しあっている財務省・総務省・各省庁が何とか納得して、ものごとが進むということなのだそうです。 聞けば聞くほど、小学生には難しい話題だと感じておりました。

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2007年6月14日木曜日

ノートの取り方

 お世話になった塾では、入学時に、科目別のノートのとり方の指導を受けました。正しくは、「このようなマス目(又は罫線)のノートを用意して、このように線を引いて、ここに途中の思考やメモを書き、ここに答えを書き、間違っていたら、こっちの欄外にやり直しを書きます。」ということを、各科目の、各分野ごとに指示されました。

 一番感心したのは、余白を下のほうにあけておき、間違った問題・テーマについて、単に答えを書くだけでなく、辞典や便覧でサッと調べた事項をあわせて書きこみ、自分のものとしてしまうという方式。これは、小生が大学の、しかも法学部の授業になってから自分で「こうしたほうが試験前に勉強になる」と考えた方法と、ほぼ同じ。つまり、左ページに授業ノートを書き、右は空けておき、授業後に調べたり復習して、関連する判例や文献の概要をまとめて右ページに補足したのと同じ発想。

 中学受験時に、ここまで指導して、勉強方法をしっかり身につけさせてくれるのだと感じました。

 ただ、中学校に入ってからは、この「よい習慣」が続いている科目もありますが、もとの状態に戻った科目も。いつ、「こういうノートのとり方をして、自分で勉強したよな」と気付いてくれるか、今回は、まだしばらく口出しせずに見守ってゆくつもりです。
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