この時期に年末・冬休みの話をするのも気が早いのですが、「予告」の意味もかねて、元日の話を。
正月2日3日には、冬期講習の「特別講義」が入ってましたので、初詣は元日に行くことになりました。
この時期になると、冷静に考えると「やるべきことはやってきたはずだし、これ以上を望むのは、望むほうが欲張りだろう」という気分でした。しかし、「目の前に迫った本試験で、ちゃんと力を発揮できるか、思いがけないミスをしないか」等々心配の種は尽きず、いきおい「親も一緒に神頼み」になったのです。
そこで出かけた都内で一番有名な「学問の神様」。ご祈祷をお願いしようと、本殿に上ったのですが、「へぇー」と思ったのが、ご祈祷料の違い。ご祈祷に違いはない(みんな一緒にご祈祷を受けます)のですが、祈祷料はこちら側の気持ちに任されていて、確か、3千円、5千円、1万円のいずれかをお納めする方式になっていました。珍しいですね。親としてはどうしても「少額だと、神様の前でお金を節約したようで申し訳ない」と、やはり1万円お納めしましたが、思わず、昔のテレビ番組「がっちり買いまショウ」で、今は亡き夢路いとしさんが言われた
「10万円、7万円、5万円、運命の分かれ道!」
という懐かしのフレーズを思い出してしまったのでした。
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2007年9月8日土曜日
最後は、神だのみ?
2007年9月6日木曜日
算数の「反応速度」
数字に強い人とそうでない人がおられます。強い強くないというのは、たぶん反応速度の問題だと思います。大人になっても、技術系の方はもちろん、事務系でも財務諸表の概略をパッとつかんだり、簡単な暗算をするのは、とても重要です。そういう意味で、一生ものの財産だと思います。
ちなみに、小生の知人には、お店に入るなり、座席数、メニュー、従業員数と客回転の具合を見て、客単価と来店者数を大まかに計算し、「年間売り上げこれぐらい、利益このぐらい」と瞬時に暗算する強者のコンサルタントがおります。
もちろん、反応速度は長年の積み重ねで養われるものでしょうが、やはり基礎となる「回路」は、小学校の時期に形成されるのだろうと考えておりました。愚息は、けして算数が苦手ではないのですが、ただ、どちらかといえば“高速反応型”でなく“コツコツ型”。小生としては、そこのところが多少気にはなって、そこで時々、宮本哲也先生の、数のパズルやドリルの本にチャレンジさせていました(正確に申し上げますと、受験後の3月頃にも、残った部分をさせていました。)。塾の教材と指定の副読本以外、ほとんど何も手を出さなかった(出せなかった)のですが、教材としてでなく、大所高所から数を数に親しむための本として、時々、親子で楽しんでいたところです。
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2007年9月5日水曜日
ものには両面がある ~国語で教わった人生訓~
実際に試験問題で多く見られる出題形式ですが、文章全体から判断して、登場人物がどのような人物として描かれているかを記述させる場合があります。
こうした問題では「明るく、楽しい、元気な子」のような単線的な答えにはならないようです。文中に示された象徴的な部分を理由として簡単に引用しながら、
「○○だけど、△△にみられるような××な部分を持つ」
のように、陽と陰、光と影、表面と隠された面をきちんと、しかも主題を意識して書かなければならないようです(難しいですね)。 例えば、
いつもクラスの意見を最後にまとめ、積極的で決断力があるが
反面、物言わぬA君の真の気持ちを理解しようともしない表面的、独善的な人物
のように、書き分けないといけない問題のほうが、はるかに多かったと思います。
おまけに、上記の例文の前段と後段を入れ替えたら、まったくトーンが違うわけで、どちらを自分の結論として言いたいのかを、しっかり考えて書かねばならないのです。
そこで、我が家での会話。「やはり、人にもものにも、両面があるんだね」。妙に人生訓めいた会話でしたが、以後、しばらく、「タカハシ君はね、押しが強いけど、先生に突然指名されたらおどおどして、かなり気が小さい」という“人物両面観察”シリーズの会話が、家で流行りました。
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2007年9月2日日曜日
二学期の目標の立て方
公立の小学校は、明日9月3日から二学期というところが多いですね。いよいよ、受験のほうもヤマ場を迎えます。
この時期になると、よく、「受験日まであと○日」というカレンダーを見ます。愚息も塾から頂きましたので、部屋に貼りました。東京地区の2月1日受験を前提に考えると、今日9月2日は、おそらく「受験152日前」になっているはずです(間違っていましたら、すみません)。
もちろん、このカレンダー、日数が減るにつれ、「いよいよなんだ」という気分を盛り上げるのには貢献しました。ただ、学習目標を立てる際には、むしろ、
「年内17週。 年明け4週。」
というように、一週間単位で輪切りにして、
「今週は○○分野を確実にしておこう」
「今週は“出る順”の漢字は○番まで」
「今週の塾は、立体図形の予定だから、一学期・夏期講習でできなかった類型が、今回はちゃんと理解して解けたかどうかをチェックする。」
「今週は、数学の難問集は、2題」
といった“今週の目標”をその都度話し合う方式のほうが実利が取れると思います。
夏休みのように、全体を通した目標を設定することは難しいと思います。模試の結果などを見ながら、柔軟に対応しなければならなくなるからです。二学期の最後の頃の水準を今から予想することも困難でしょう。しかし、日々の塾や模試に追われるだけだと、のちのち「これで良かったのだろうか」と不安になる可能性大です。
そこで、やるべき教材や問題集はおおよそ定まっていましたので、毎週毎週、小さな目標を設定して、これを17週積み重ねれば、ひととおりの目処が立つのではないかと考えたところです。
そして、今週の目標を話し合ったのは、毎週日曜日の晩、寝る前でした。
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2007年9月1日土曜日
「栄養がついた」塾の教材
前回、塾・模試の問題は、様々なことを教えてくださった「栄養がつく出題」「元気が出てくる出題」だと申し上げました。それを一番感じたのは、“同情”をめぐる心境を問う教材(国語 テスト形式)。
ある児童文学の作家の方の小説を、かなり長く読ませる教材でした。主人公の子が、厳しい境遇にあるという設定で、当初、級友から同情されていたときにはその同情に感謝していたのに、同情する人が多くなり回数が増えるにつれ、同情を疎ましく思い、ついには腹立たしさまで感じるという内容です。
なぜ同情してくれているのに腹をたてたのかという理由を記述させる設問があり、
同情も、度を越すと「もう十分だ。そっとしておいて欲しい。」という気持ちになる。
自分自身がみじめな気分になり、自尊心が傷つく。
という、心理のあや、人情の機微を自分の言葉で説明するものでした。
大人になるために不可欠な「心」の部分なのですが、残念ながら学校の教科書ではこうしたことは教えてくれません。本来は、いろいろな本を読みながら、生活の中で親がひとつひとつ教えていかなければならないものなのでしょうが、受験というプロセスの中で、代わりに教えていただいた気がいたしました。
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