2007年11月2日金曜日

学校で教わらないことほど、出題される?

 中学高校でも、現代史、なかでも戦後史は、あまり教わった記憶がありません。年度末で授業時間が無くなったという、毎回同じ理由によるものでした。しばしば識者に、「学校の歴史は、古代史ばかりを勉強している」と指摘されますが、まさにその典型的な状態でした。

 しかし、各校の過去問を見て、中学受験には、その現代史が出るのだなと、改めて感じました。その内容に驚いたのが、昨春の開成中学校の社会科の二番。2005年8月15日の小泉首相(当時)談話を題材に、第二次大戦に係る基礎知識、戦前戦後の比較から、リトアニア国日本領事館の外交官杉原千畝さんの「命のビザ」の話まで、実に高度かつ多彩な内容です。社会人の基礎、大人の基礎というレベルにまで達しています。

 確かに、塾でも現代史は内容が濃かったので、とてもよい勉強になっただろうと思うのですが、それにしても、学校のほうの現代史、どうにかならないものでしょうか。
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