秋も深まった頃、塾で教わってきたとおりに、子供が言ったひとことがありました。
「これは難しい問題だから、“捨て問題”。できなくても仕方ない。」
算数の先生がそう教えてくださったのだとか。加えて、
「全科目70%の正解率で不合格になる中学校はない!」
ということも。
たしかに、本試験の問題は、100点をとる必要はありません。正しくは、100点をとろうと思っても、まず困難です。それほど難しい問題であることは事実です。でも、「これはできる問題、これはできない問題」という瞬時の判断を12歳の子供ができるのか、首をかしげたくなりました。
ちなみに、自分の経験で言えば、高校受験の時の塾のお教えは「全問解くことを目指して当然」。大学受験の時にはじめて「数学は4問中3問をきっちり正解して60点獲得を目指す。数学3問きっちり解けて不合格の人を聞いたことがない」というご指導を予備校で受けました。そういう意味で、かつての大学受験並みのテクニックが中学受験に降りて来ているのかもしれません。驚きました。
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2008年9月17日水曜日
「捨て問題」
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