2008年12月10日水曜日

受験直前、小学校を・・・・

 まったく想定外だったのが、本試験日の直前一週間あたりから、連続して小学校を休み、“直前スパート”をかけるご家庭があったこと。子供と同じクラスのお子様で、しかも同じ中学校を受験するある友人は、場慣れのために受けに行った1月校も、前日の平日を休まれ、“兆し”はありました。そして本試験も「予想通り」、直前一週間、びったりお休み。よそのご家庭のことながら、いったいどういう理由を書いて小学校に欠席届を出しているのだろうかと、不思議に思いました

 おまけに、この友人は「僕は明日から試験までお休み。これでしっかり勉強して、合格圏に突入さ。」と、捨てゼリフ(!)を残してお休みに突入。さて、その日、泣きそうな顔をして帰ってきたという子供と、土曜日晩に次の会話がありました。

「ねぇ、来週月曜から水曜まで休んで勉強しなくて平気かな。○○君、休んで合格すると言った。」
「そんなことない。今まで2年間も勉強してきたことを、教わってきたとおりに解いて書けば、合格します。」
「でも、塾の算数の△△先生に、『小学校休んで勉強した方がいいですか』と質問した子がクラスにいたけど、先生は、『先生が答えることじゃないですね、それは。』とおっしゃった。」
「ほら、あれだけ頑張れ頑張れって厳しくおっしゃる△△先生だって、『小学校を休みなさい』なんて言わないでしょ。」
「でも、いつもみたいに『ダメだダメだ!』とも言わなかった。」
「先生は、家と小学校の話だから言わなかったんだよ。心配ないから。ほかのお友達の顔見て、いつもどおりに帰ってきて最後の復習をして、ゆっくり寝れば、ちゃんと合格できるから。昔、お父さんの大学受験の時、『(緊張で)手の震えが止まらないから保健室で横になって答案を書かせて欲しい』と申し出た同級生がいたけれど、家で一週間こもって勉強しても気負って緊張しすぎたら、調子がおかしくなって、そんなことになるでしょ。塾や合不合判定テストでやってきたとおりに、いつものペースで本試験に臨むのが良いよ。それよりも、明日の塾の最終授業、精一杯やって来よう。それが一番の対策だから。」

 最後は納得しましたが、「友達が○○したから、自分もしたい」ということをめったに言わないタチなので、この時ばかりは、不安のピークだったのだなと感じました。子供同士の厳しいやりとりといい、塾でのとんでもない質問といい、つくづく難しい時代になったものだと、親のほうもため息ばかりでした。

 休まなくても「十分に勉強した」と思えるよう、今のうちから頑張りましょう。
中学受験ブログが読める「にほんブログ村」参加中にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ

「人気blogランキング」「FC2受験ブログランキング」にも参加しています。
人気blogランキング  FC2 Blog Ranking

0 件のコメント: