2008年12月25日木曜日

冬期講習の答案を分析してわかったこと

 ああでもないこうでもないと冬期講習の答案の一枚一枚を原因を見てゆくうちに、我が家の場合、次のような背景があることに気づいたのです。

(1)間違う問題の場所が選択式(配点が小さい)か記述式(配点が大きい)かで点数・順位が上下する

 特に、国語の場合、顕著でした。いくつかある重要な部分のうちの1~2箇所を解釈できなかったり、読み落としていたりして、そこがたまたま配点の少ない問題(主として選択式)だと失点が小さく、逆に配点の大きい問題(主として記述式)だと大きな失点になるという、多少「風任せ」な点数の動き方をしていました。

 良かった日と悪かった日の2~3枚ずつを机に並べてみて、点数が上下した理由を説明し、次に、なぜ読み取りができなかったのか(どう考えて、この解答にしたのか)、塾で先生は文中のどの表現に注目して読解をしなさいとおっしゃったのかを説明させ、読解力が足らなかった部分を具体例で復習させました。

 他方、この時期には、漢字や知識系問題の取りこぼしは少なくなったのがせめてもの救いだったでしょうか。

(2)いまだに不得意分野で得点が伸び悩む

 これは、算数の場合、顕著でした。以前ほどではないにせよ、立体図形、平面図形の移動(軌跡)、場合の数の3分野は得点が伸び悩みました。ただ、時期も時期ですから、「ここは気持ちの持ちよう」と割り切り、「最終1ヶ月の対策箇所が絞られて好都合だ。」と親子で前向きに(?)考えることにしました。

(3)クラス内は、ほぼ横一線

 冬期講習の後半になってわかったのですが、クラス内の実力が拮抗し、1~2点で順位が入れ替わる状態になっていたことも、順位乱高下の一因でした。1点の怖さを身をもって実感するという点では、大きな意義がありました。
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