2008年6月7日土曜日

「転塾」

 5年生の今頃、家族が、小学校の同級生の親から、ある相談を持ちかけられました。

「あのぉ、塾を変えようと思うの。」

 ちょっと待ってくださいな。5年生の夏期講習あたりから塾に通わせようと思っていた我が家に、一緒に入塾テストを受けないかとお誘いくださったのは、貴女ではないですか・・・・と言いたいのを我慢して、事情を聞いて見ると、息つく間もなく教材が配られ、ミニテストやクラス昇降のテストが繰り返される今の塾のシステムに、お子様が着いていけなくなったとのこと。

「そりゃ確かに、向き不向きはあるからね。でも、“石の上にも3年”って言葉もあるし。」

 結局、ご相談には何のお役にも立てませんでしたが、その方は、“予習型”の塾へ転塾。じっくり勉強されるのがよかったのか、見事、別の御三家校へ。

 一方、のほほんとしているうちの子供には、お世話になった塾の“厳しい競争システム”が良かったようです。正味の話、「(塾に)喰らいついてゆくべきだ」としか考えず、何とか喰らいついてゆく工夫をしようとだけ思っていたので、我が家では「転塾」の二文字が頭に浮かぶことも話題になることもありませんでした。

 ただ、いろいろと考えてみるとしたら、5年生の今頃が、ある意味で「ラストチャンス」かもしれませんね。
中学受験ブログが読める「にほんブログ村」参加中にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ

「人気blogランキング」「FC2受験ブログランキング」にも参加しています。
人気blogランキング  FC2 Blog Ranking

0 件のコメント: