2008年7月6日日曜日

その一方で、芽を摘んでいる

 まんべんなく学習し確実であること、エラーの少ないことばかりを重んじているとどうなるか。

 多分「荒削りだけど、素質のある子」が振り落とされてしまうのだと思います。あるいは、ある分野について、天才的なひらめきを持っているけど、他の分野はまったくダメというタイプの子」も、受験的な観点からすると歓迎されない部類になってしまいます。

 昔、中学校か高校の英語の教材にあった記憶があるのですが、外国のある有名物理学者の方は、日常生活のお釣の計算が今ひとつだったとか。

 大当たりすることは少ないが、三振やエラーが少なく、選球眼も良く、コツコツと当てて出塁する。出ればソツなく盗塁する。投手陣は確実に仕事をこなす・・・こういうのをスモールベースボールと言うとうかがいました。野球の「スモール」には一定の評価がされるのでしょうが、中学生の時から「スモール勉強」な集団になっていやしないかと、そちらのほうも、今、気になっております。
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