前回、「黒船」の喩えをした高校からの入学者ですが、一般論として、どの学校でも中高一貫の6年間教育の生徒に伍して、あるいはそれを凌ぐぐらい頑張っているようです。
私立の中高一貫校では、多くの学校で、6年分の授業を5年に圧縮して行います。ですから、同じ高校1年の時には、中学から上がってきた生徒のほうが、公立中学から高校入試で入って来た生徒に比べて相当進んでいるはずなのです。しかし、高校の最後になると、ちゃんと追いつかれている。追いつかれるだけでなく、追い越されるようです。この原因には、いろいろな要素があると思います。
ただ、この高校入学者も追いつけないのが、中学から上ってきた生徒の先頭集団。中学入学時から、“ロケット・スタート”して、高校入学時には高校数学Ⅲまでひととおり済ませているような方々です。小生が高校から入学したとき、教室の片隅で、昼休みに「大学への数学」の学力コンテスト問題をせっせと解いていて、しかも得点上位者に掲載されていた人がおりました。そういう生徒が先頭集団を形成していて、ここまで「先取り学習」されていると、高校からの入学者が追いつくことは容易ではないようです。
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2008年8月10日日曜日
高校入学者が追いつけない先頭集団
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