2007年10月16日火曜日

記述式問題の答えとして十分?

 各科目とも、記述式問題の対策に取り組まれていることと思いますが、昨年の9月末ごろ、塾の「思考力問題」での愚息の解答を見てビックリ。

 1問は、長々と数式を一行書いて、計算は別のところで下書きして答えを最後に書いていたもの。もう1問は、式の箇条書きつまり、なぜこの計算をしたかの説明は一言も無かったのです。
 「それは違うでしょ。
   三角形ABCの面積が○○(算式)。
   おうぎ型AOBの面積が○○(算式)。
   よって求める斜線部分の面積は○○(算式)。

というように、順序だてて、説明も書いて、『こんな考え方で計算したんですよ』と書くのが思考力問題や記述式問題じゃないの?」と小生が聞くと、「でも、これで点数をくれた。」と反論。

 ウーン、確かに、塾では、しかも9月末という時点では点数を下さってましたが、先生のほうが、どういう考え方で解いたかを、好意的に解釈して下さっている状態。そこでもう一言、「本当に本試験で、中学校の先生が丁寧に『どんな考え方したのかな』と見てくれるかどうかわからないよ。『よくわからないこと書いているな』ということで減点になるのじゃないかな。」と付け足しました。

 本試験の採点基準はブラックボックスの中で、ことの真相はわからずじまいでしたが、用心するのに越したことは無いと思います。
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