2007年10月24日水曜日

「空間の感覚」をどう養うか

 空間の感覚や立体感覚と呼ばれるものですが、見取図に描きにくい問題を、頭の中でどう描いて、正解にたどり着くかという点が課題です。そして、親にとっては、「これ、わからなかった」と言われたときに、どう口頭で説明するかという点がかなり厄介なテーマでした。
 特に、この時期以降の塾の出題は、正直なところ、親が正解を出すのにも、多少目を白黒しないといけない問題もありましたので、それをわかりやすく説明するのには難儀したのです。

 例えば、次の「直方体を針でつらぬく」というパターンの問題、どのように説明されますか? 小生は、平面図形での類似問題を考えて、それを空間に拡げてゆくという発想で説明をしたのですが・・・・・

 << 例題 >>
同じ大きさの立方体を積み上げて、大きな直方体を作ります。たてに7列、横に8列、高さが5列になるように積み上げます(計280個の立方体)。このとき、上の面の各頂点をABCD、下の面の各頂点をEFGH(注 頂点Aの下が頂点E)とし、上の面の頂点Aから下の面の頂点Gまで針でつらぬくと、
全部で何個の立方体に穴があきますか。
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