2007年7月9日月曜日

理科と融合した社会の学習

 宮崎県知事の宣伝効果で、マンゴー「太陽のタマゴ」が人気急上昇のようです。そこで、何で宮崎でマンゴーなのかを題材に、昨日、愚息とこんなやり取りをしました。

「宮崎の東国原知事が、マンゴーの宣伝をしてるよね。マンゴーって、どんなところで育つの?寒いところ?それともあたたかいところ?」
「えーと、あたたかい所。」
「そう、沖縄が有名だよね。でも、宮崎でマンゴーが育つのはなぜ?」
「宮崎も温暖だから」
「それもある。マンゴーは寒さに弱い。じゃ、温暖なことのほかに、植物がよく育つための条件は何?」
「水と・・・光が要る」
「そう、光。日照時間は意外なことに、沖縄よりも宮崎のほうが長いはずだよ。何で宮崎は日が照って、日照時間が長いんだろうね」
「九州だから」
「でも、九州でも、以前、福岡に行った時はどんより曇ってみぞれだったよね。玄界灘のほうは寒くなかった?」
「・・・・・・・」
「聞き方を変えるけど、冬、湿った冷たい風はどちらから吹く?」
「北西。日本海側」
「そう、それが何にぶつかると、雨や雪になるの?」
「山。山脈や山地。」
「九州だとどのあたり? 小さい頃にSLで登ったでしょ。」
「そうだ、阿蘇山のあたり。九州山地。」
「正解。その風が、太平洋側に抜けるときには、もう湿ってないでしょ。だから雲も出ず、よい天気。冬の関東地方と似ているわけだ・・・・・・。」

 というわけで、植物(農産物)・地形・気象を融合して考えてみたという事例でした。(専門家の方から見れば、かなり、大雑把な議論になっていると思いますが、あくまでも頭のトレーニングということで、どうかご容赦下さい。)
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