2007年9月17日月曜日

親も直された添削

 「○○など」という表現がございます。例示のための表現として、ごく当たり前に使っておりました。そして、愚息が記述式の問題を解いて答えあわせをするときに、具体例を引用しながら性格描写をするという設問で、「こう書いたらいいんじゃない」と、この「○○など」という例示の表現を使うよう、アドバイスしたのです。

 しかし、ある時、国語の記述式問題を添削して、
音楽会で発表するピアノの練習を頑張るなど意志の強い面がある子である
という書き直し文にして、塾に提出して、返却された先生のコメントをビックリ。

「“○○などという表現が目立ちますが、違和感があります。使うのは止めましょう。」とバッサリ。

 「個人消費は緩やかに伸び、設備投資も底堅いなど景気は堅調に推移している。」これは、小生の職場でよく目にするリポートのことば遣いで、「など」という表現を例示として使っているのですが、どうやらこうした表現や文体では、中学入試は合格できないようです。

 小学生らしくない表現ということだったのかもしれません。もともと親が自分の考えで教えすぎるのはかえってマイナスだと思っていましたが、この一件以降、小生のアドバイスも、かなりピリピリして「こう言ってあげて良いのかな?」と自問自答するようになったのです。
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