愚息の記述式テストにずっとつきあっていたら、いろいろと面白い(?)発見をしました。そう、話したり、読んだりする時には意味がわかっているのに、いざテストのマス目を埋めるとなると、かなり限られた語彙しか使えなかったのです。
限られた語彙の中で頻繁に登場した“おきまり”の用語が、「反発」。
問題演習か模試で使ったのがきっかけだったようですが、
「父の身勝手なやり方に反発をして、○○した」
「思いやりの無い級友の発言に反発して、△△な態度をとった」
というように、しょっちゅう答案に書いていました。
そこで、ちょっとだけ言うことにしました。
「ひと言で“反発”と言うけれど、例えば
・賛成(賛同)できない、共感できない、違いを感じる
・疑問を感じる、批判的になる
・嫌悪感や、怒りまで感じる
・内心は親しみを感じているのに、素直に言えずに、あたってしまう
というように、感じている内容や程度は様々じゃないの?そして、その微妙な違いを表している表現があるんじゃないの。解答や解説で、どのような言葉を使っているか、ひとつひとつ、よく見よう。」
知っている語彙と使える語彙は、かなり差があったようです。以後、時間はかかりましたが、本試験の時までには、使える語彙が多少は多くなったようです。
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2007年9月19日水曜日
知ってる語彙と使える語彙
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