算数の文章題では、旅人算や流水算で、一次元で(つまり線上を)動くパターンは、5年生の時からずっと、何の苦もなく解いていたのですが、登場人物の動き方が二次元(x軸とy軸)、ましてや三次元(x軸、y軸とz軸)方向になると、急に鉛筆が止まっていました。全般的に、一次元よりも二次元、二次元よりも三次元的思考になると、もろさが目立ち出しました。
これは、5年生の夏前の問題ですが、例えば、こんなような問題でした。
【問】東西方向、南北方向に道路が通っていて、直角に交差している。 A君は交差点の南側1120m地点から出発して北へ、B君は交差点から出発して東へ同時に歩き出した。4分後にはA君B君ともに交差点から等距離のところを歩き、それから52分後には再び交差点から等距離のところにいた。A君B君の分速を求めなさい。
この問題は、二次元に見えて、自分で図を描いて、ちょっとひねれば、あまり二次元を意識しなくても解ける問題です。愚息は、6年生の一学期でも、この問題は一瞬考えていましたが、夏休みに入るころには何の躊躇もなく30秒程度でサッと答えを出していました。何回か解かせてみて、いわば問題の解き方の「引き出し」の数が増えていったのだなと感じていました。良い問題を繰り返し解いて、ステップを上ってゆくという気持ちで臨むのが良いのではないでしょうか。
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2007年8月5日日曜日
二次元、三次元になると、弱くなる
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