2007年8月19日日曜日

解答欄からの「逆算」

 秋以降、徐々に増えてくる記述式問題。算数の難しい問題で途中経過を書かねばならぬもの、ある語の意味を説明するもの、実験の結果を推測するもの、理由や社会的背景を答えさせるものなどなど、科目を問わず、多くの分野で出題されます

 「部分点を公平に採点して下さるのは、大変なんだろうな。キーワードや必須の論理が入っているかどうかで細かく採点基準が決まっているのだろうな。」
などと、いっぱしに考えておりましたが、もっと考えなければならないことがありました。それは、愚息の回答の分量

 ある日、返却された国語の答案に、「解答欄が3行あって、これだけ余るということは、何か書くべきことを書いていないと考えなければなりませんね。」という先生のご指摘が。

 以後、「100字以内」といった字数制限問題でない記述式問題においても、解答欄の大きさ(長さ、行数)をそれとなく意識しながら、「このぐらいの分量は書くべき内容があるはずだ」と考えるようになったようです。本来は、理由を簡潔にまとめ、結論を導き出したら、解答欄にちょうどよくおさまったというのが理想だと思いますが、理想に達するまでの間、解答欄の大きさからヒントを得ることも必要かなと感じました。
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