まず、前回の問題の考え方から。まず、B君が東に行くからややこしいので、もし交差点から南に向いていくと考えれば、A君とB君が出会う問題。4分後に出会います。次に、もしB君が交差点から北向きに向いていくと考えれば、A君がB君を追いかける問題。4+52、つまり56分後に追いつくことがわかりますね。ですから、二人の速度の差で1120mを進む時間が56分。
速さの和が 1120m ÷ 4分 = 280m
速さの差が 1120m ÷56分 = 20m
ですから、 A君が分速150m、B君が分速130mでした。
図を描くと、二次元でなく一次元になるのですが、ここに気づく、つまり解答のためのスピードある思考回路が形成されるためには、まんべんなく良い問題を解いて、「なるほど」と納得する必要があると思います。
さて、早いもので夏休みも半分経過。予定は順調でしょうか。理想を言えば、基本レベルの補いに目途がたち、応用レベルの問題に手が回り出した状態ですが、なかなかそうはいきません。愚息の場合、塾の各科目ごとの小テストが山ほどあって、しかも「出題範囲を言ってある小テストでは、必ず100点を取れ!」と先生からご指導が。取れなくて途方にくれたり、この科目が今日はうまくいったと思ったら、別の科目で失点したりという状態で、本当に、「もぐらたたき」状態でした。
日曜日朝のテレビ番組ではないですが、「渇っ!」のオンパレード。「あっぱれ」の数は、「渇っ!」の3分の1程度でした。甲斐あって、「お、取りこぼしがある程度減ったかな」と思えたのは、11月下旬頃。結果として、合格のために必要だった「渇っ!」ですが、精神的には厳しい日々でした。
塾での小テストが少なかったり、塾の期間が短い方は、ぜひ、問題集や様々な演習で、精度を上げるための「渇っ!」を、日々何発か(!)入れることをおすすめします。
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2007年8月8日水曜日
夏休みの折り返しで、「渇っ!」
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