2007年8月15日水曜日

スランプなしの科目

 「走塁にはスランプがない」。ある野球解説の方が、野球中継で言われて、「へぇ、そういうものなんだ。」と、妙に感心した記憶があります。つまり、打撃や投手には好不調の波がつきものだが、走塁にはこうした不振はないので、常に計算できる。だから、走塁をしっかり練習していれば、調子の良くない時でも一点をもぎ取れると言う意味です。
 もう少し先(11月末頃)になるのですが、これに近い感じを、中学受験でも感じました。多少の上下はあっても、大きく外れることが無く、あてになる科目という意味です。全科目調子が悪かったときでも、一番先に、もとの調子に戻りました。

 愚息の場合は、この「走塁」に相当したのが理科。続いて社会

 両科目とも、今後、実験を題材にして結果を推測してグラフに書き込むという問題や、資料読解・やや長い記述問題といったレベルの高いものが出て来ますので、夏の時点で「稼げる科目」と断言するこ とはできないと思います。が、二学期後半、塾の教材や模擬試験が本試験レベルまで到達した後、「お っ! この程度は毎回取れるな」と計算できる科目が出て来ると、厳しい中でも「よし、何とか残り科目を頑張っていこう」という気持ちになれると思います。
 もっとも、国語の「波」、算数の「穴」に最後まで悩んだので、そう思えただけかもしれませんが・・・・。
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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめまして。現在小6の男子ですが
ウチの場合国語と社会が『走塁』、
理科が『波』、算数が『穴』というところ。
もっともよく見ると社会でも歴史は走塁で
地理分野は波(並?)だったりしますが。

算数の『穴』から這い出せるかどうかが
今後の行方のカギになりそうです。

合格一郎の父 さんのコメント...

まんふぁんさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

国語が「走塁」とは素晴らしいですね。このあと、大きな力と自信につながっていくと思います。
常に「2教科偏差値 < 4教科偏差値」という状態だった愚息の場合、「国語か算数のどちらかが、もっとあてになるようにならないものか」と悩み続けておりました。

「穴」とおっしゃる算数は、これからが勝負だと思います。
ご健闘をお祈りします。
これからもよろしくお願いします。