2007年5月24日木曜日

手をかけ過ぎた その2

 「親が手をかけ過ぎたかな」と反省した話をもう一つ。

 算数は、得意でも苦手でもなかったのですが、速さ・割合に比べると、平面図形が少し弱めでした。いきおい、小生が説明する回数は、多めに。しかし、6年生の夏休みに、ふと気がついたのです。

 「今まで、親が図を書いてみせ、問題の説明をしていたけど、もしかすると、この作図を自分でしていないことが、"図形に対する感覚"の育成を妨げているかもしれない

 不安に思ったことはすぐ実行しろ、という主義なので、以後、「平面図形の問題がわからない」と愚息が小生に言ってきたときは、「まず、自分でノートに図を書いてごらん」と言い、その図に書き込ませながら小生が説明しました。

 最初は作図も遅く、効率も悪かったのですが、冬頃には見られる程度のものになり、また平面図形の成績も、他分野並みになっておりました。作図と得点に因果関係がどれほどあったかは定かでないのですが、図面上で考える習慣をつけさせる効果はあったと思います。

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