2007年5月31日木曜日

算数その2<もったいない>

 もったいない・・・環境保護活動家で、ノーベル平和賞を受賞されたワンガリ・マータイさんも、日本語の「もったいない」という言葉に感銘を受けられたそうです。

 そして、愚息もこの言葉を、算数の先生から赤ペンの大きな文字で頂きました。

 時期は6年生の秋口。算数の思考力を鍛える日曜日の授業で、授業前に2問のテストがありました。そのうちの1問を、まったく何も書かずに提出したところ、先生は、バツをつけるの でなく、「もったいない」の一語を大きく書いて下さったのです。

 なるほど。「ここまでは食らいついて、理解したんだよという姿勢を示さないといけないんだね」と、愚息と会話。そして次回以降そのようにしたところ、徐々に部分点を頂けるように なりました。一見とっかかりがわからない問題も、正攻法で少しずつ考えて、それを書き記すことで一定の点数は頂けるようです。
多くの中学受験ブログが読める「にほんブログ村」に参加中にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ

 事実、2月1日の本試験の晩、おそるおそる算数の問題を小生が見て、「どう答えた?」と 聞いてみたのですが、「ああ、この問題は正解に達しなかったな」と内心で落胆した問題もありました。それでも、算数が足を引っ張らず、何とか入学のお許しを頂いたのは、おそらく部分点のお陰だろうと思っています。

 「もったいない」「MOTTAINAI」の語を見るたびに、先生の有難い赤ペンを思い出すのです。

「人気blogランキング」と「FC2受験ブログランキング」に参加しています。
人気blogランキング  FC2 Blog Ranking

0 件のコメント: