2007年4月14日土曜日

塾についての報道・評判について(その1)

 愚息がお世話になった塾が、昨年の文藝春秋(2006年11月号P308以下)で報じられていました。ジャーナリスト森健さんとおっしゃる方が執筆され、"抜群の合格実績の陰に「落ちこぼれ切捨て教育」"との副題も付いていました。

 綿密なご取材で記事にされていると拝察し、「ほんとに、こんな話、あるある」と、外から見た我々はこう見られてると思いながら、納得しておりました。心から敬意を表しています。

 問題は、我々保護者が、この記事中に指摘されているような「あまりにテキストがシンプル」で不親切、「一度落ちこぼれると挽回が難しい」、「落ちこぼれてやめていく子が多い」という現実に直面したとき、しっかりとした態度で、ぶれずに、親身になって子供の後ろ盾になってあげられるかという点です。

 その意味で、文中にある、お子様の回想として「苦しかったのは、先生も親も、誰もサポートしてくれなかった 」という記述の、“親がサポートしない”という部分には心底ビックリしました。失礼ながら、どの塾にお世話になっても

   塾へ預けたら万事うまくいくという発想そのものがおかしい

という点、強調したいです。

 「あれ、調子悪いのかな」「なんでこれができないの?」と思ったら、すぐに対話開始でした。夕食時でも、風呂の中でも。

 「勉強しろ」「点数や順位を上げろ」とは、言ってません。「今日、○○先生、何ておっしゃった?それ、ちゃんとわかった? 本当に先生のおっしゃるとおりだと思った?」

 という会話から入っていました。今後も、愚息との会話は、そうなるだろうと思います。

 「落ちこぼれると挽回が難しい」は、ある意味、手遅れの状態であって、常に手遅れになる前に、どの科目でも「この問題・分野は、やや手に余る」という顔つきをした瞬間をとらえて、気分を変えながら「大人になれば、毎日見ている、わかり易い話なのよ。こんなにあたりまえのことなんだ」などと言いつつ、分野ごとの対策を段階的に打ってきました。一例をあげると、算数は、喩えるなら「視力検査」をしている感じでした。

 「視力検査」とは・・・・・・すみません。夜も更けました。 続きは、明日夕方に。
おやすみなさい。

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